語学学校に通っていない私は、毎日のようにお仕事を探して過ごしてます。
なかなか思うようには決まらず「はやく働きた〜い!」と思いながら応募しつづけてるの。
今日は、どうやって応募するお仕事を選んでいるのかを書いていくよ :)
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オーストラリアでのお仕事探しは、だいたいこんな感じです。
・求人サイト or 会社のホームページをからオンラインで応募する
・SNSで連絡する
・気になる場所へ行って履歴書を手渡しする
求人を見つけるまではすごく簡単で、調べ始めると すぐにたくさんの募集が見つかります。
…ではね、どうしてすぐにお仕事が決まらないのか?
私のお仕事が決まらない原因はこの3つです。
1.応募してもほとんど返事がなく、面接にたどり着いてもその後の連絡がない
この国は会社であろうと、本当に連絡が来ないの!!!!
オーストラリアに来たのも初めて、且つこちらの慣習もよく知らない私には「こんなにも連絡がこないのか。。」とカルチャーショックでした。
(日本でも就活したことがないけれど)日本だったら「たとえ結果が不採用であっても、応募してくれた人にきちんと伝えるのは礼儀」って気がするし、たいていの会社は返信とかちゃんと返ってくるでしょ。
だけど、ここはオーストラリア!日本の常識なんて ぜんぜん通用しなかったりする。
本当に働いてみたい会社には追っかけてメールを送りますが「返事がなくて当たり前」だと思って 落ち込まないようにしています。
2.英語のレベルが足りていない
これはお仕事を探すときだけでなく感じること。
もともと私の英語レベルはそんなに高くはなく「日常生活ができて友達と話せる」くらい。話す人によってはアクセントの癖が強かったりして、あまり聞き取れないこともあります。
ずっとマジメに英語を勉強してきたわけではないので、入国した瞬間に「うわぁ、ここで働けるかな…」と心配になることもありました。もっとスムーズに話せたらラクだなと思うし、まだまだ伸びしろはたくさんある。
(意外だったのは 英語ができなくても働けている人はたくさんいて、語学力がすべてでもないのか…!?ということ。運の要素も大きめです。。)
3.仕事を選んでいる
基本的には「なんでもやります、働かせてください!」という気持ちでいるけれど、いくつか基準を設けて応募するポストを選んでいます。
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私が大切にしている基準は この3つ。
1.身体を壊すような仕事内容でないか
2.差別を受けやすい環境でないか
3.長時間、過ごせるような環境か
1.身体を壊すような仕事内容でないか
これはいちばん大事なこと。
どこにだって危ない場面はあるし、安全そうな場所にいても事故に遭ってしまうことだってある。どこにいても「事故なんて起きません!」なんて保証はありえません。
私は重いものを運んだり、「体力勝負!」な業務の経験もあるけれど、それでも工事現場とかマイニングとか、ものすごく危険が伴うお仕事は怖くてできません。
資格さえ取れば働けるかもしれないし、その分お給料だって多く貰えるのは間違いない。
けど、期間限定のワーホリで腕とか失ってしまったら元も子もないでしょ。
もともと出稼ぎ目的でオーストラリアへ来たのではないし、お金よりも安全や健康が第一だと考えてるの。
2.差別を受けやすい環境でないか
これも、メンタルを守るために大切なこと。
日本にいると「差別」だとか深く意識する機会が少なかったけれど、1歩外に出れば私たちアジア人はマイノリティであり「差別をされる」対象です。
悲しいお話だけど、同じアジア人どうしでさえ差別があります。
私が渡豪したときにはちょうど東北の原発から汚染水が放出されたタイミングだったの。そのときに 韓国人や中国人オーナーの元で働いていた日本人は嫌味を言われたり、「日本人ムカつく!」という理由だけで仕事をクビにされた人がいる…という話を聞きました。
どこへ行っても差別があるのが現実だし、オーストラリアへ来たばかりの時期にそんな話を聞いたから、少し過敏になっているかもしれないけれど。
もともと私のメンタルは決して強いほうではないし、不慣れな環境で暮らしているだけでも頑張っている状況。そんなので、自ら差別を受けやすそうな職場は選べません。
(もちろん優しい人はたくさんいるし、その人次第。実際に働いてみないと分からないこともあります。)
3.長時間、過ごせる環境か
これも心身を守るために大事なこと。
私はサカナの生臭い匂いがすごく苦手で、花粉症ももっています。
そんな私がお魚の工場で働くのは想像するだけでもムリだと分かるし、花粉が多いところで働けば きっと大変なことになると思う。
これまで 冷蔵庫や冷凍庫の中でも働いたことがありますが、(当たり前に!)身体の芯から冷えたり、すぐにお手洗いへ行けなかったりして健康に悪そうな気がしました。なので、選べるのなら避けたいポジション。。
私は まだ炎天下のところで働いたことがないし、せっかくオーストラリアへ来ているから牧場やファームで働くのも楽しいかも!?とか思ってる。
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「本当に働きたいなら仕事を選ぶんじゃない」とか「仕事を選んでいる場合でしょうか…」と思う人もいるかもしれない。私も「やってみる前から良し悪しを決めつける」とか、できるだけ「食わず嫌い」にはならないように気をつけています。
私が応募するポストを選んでいるのは、「もしも仕事が見つからないまま貯金が尽きることになったら、そのときは帰国すればいいじゃない?」と思うから。
お仕事を探すのにある程度の努力はできたとしても、最終的にオーストラリアでお仕事が決まるかどうかは運の要素も大きいです。
「自分なりに頑張った上での結果なんだとしたら、それは仕方ないことなのかも。」と思ってるの。
「心と身体を第一に、それで楽しかったらパーフェクト!」って気持ちで。
今日もお仕事さがし、頑張るわよ!
ではまたね :)